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「がん」について書いていきます [がん]

「がん」とは何物?
ヒトの身体では、60兆個の細胞が共同生活をしている。はじまりは、1個の受精卵。お父さん由来の精子とお母さん由来の卵子から1セットずつ、ヒトとしてのゲノム(「ヒト」など種としての遺伝子の1セット)を頂いた生命体の誕生だ。
この受精卵が様々な細胞へと進化していく(この進化を「分化」という)。最初はどのような細胞にでも分化することが可能な受精卵(ES細胞)は、やがて脳、心臓、肺、皮膚などの専門的な細胞へと分化していき、どんな細胞にも分化できる才能は封印されていく。
長くても、短くともヒトが生きていく過程で、細胞はその生まれた場所で毎日のように再生される。老化の流れで、脳や心臓のように極端に増殖能力が低下する細胞は例外として。血液細胞、皮膚の基底膜細胞、小腸の絨毛細胞など生命の維持に必要な細胞は毎日再生されなければ生きていけない。
この再生の過程で、失敗が起きたものががん細胞だ。
還暦まで2年を切った。こうした発がんのメカニズムについて、書き残して置きたいと思いこのブログを始めた。まだ、現役なので休日などを利用しながら書き足していく予定。
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